麻薬の禁断症状
平然と生きているつもりでも、少しずつHPはすり減っていて、
だから2,3か月に一度補給が必要になる。
手をつないでみたり、夜をともにしてみたり。
未来がないことなんて数年前からわかっているけれど、
それでもそうしなければとてもじゃないけれど生き抜けない。
でも本当はそれから一週間くらいが実にしんどい。
体に残るぬくもりが消えていくのに苦しみ、
次いつ会えるかわからないことに泣き、
「あんなに優しくされても愛されていないのね」と分かり切ったことに絶望して。
麻薬みたいなものである。
それでもすがらないと生きていけないし、
そこで見る甘い夢の世界に希望を感じずにはいられない。